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宝石の価値を高めてくれるインクルージョンについて

インクルージョンは宝石の価値を高めることがある

インクルージョン

インクルージョンは、宝石に見られる、ひびや曇りのような箇所のことを指します。これは、宝石が結晶化する際、あるいはその後に偶然に入り込んだ物によってそう見えているのです。目に見えるものもあれば、顕微鏡でしか判別できないものもあります。

このインクルージョンは傷であり、宝石の評価を下げてしまうだけのものと考えている方もいるかもしれません。しかし、実際は、インクルージョンによっては宝石の評価が高まる場合もあります。

インクルージョンは天然の宝石である証

第一に、インクルージョンがあるというとは、天然であるという証です。自然界で結晶化したその過程がインクルージョンとして刻まれているとも言えます。

また、天然の宝石でインクルージョンが全くないものはありません。それがほとんどないダイヤモンドは大変な価値になりますが、全くないというものはまず手に入らないと言われています。

よって、インクルージョンが存在することは合成ではないと分かる。それだけでも宝石の評価は高まるのです。

インクルージョンは種類によって価値が変わる

もちろん、肉眼でインクルージョンが見えず、少しの傷も曇りもないほど評価の高まる宝石もあります。先ほど言いましたダイヤモンドはその代表です。しかし、ダイヤモンドであっても、インクルージョンの種類によってはその評価基準が変わってきます。

むしろ、インクルージョンによって、その宝石、個体独特の美しさが加わり価値を増すものも少なくありません。例えば、希少価値の高まる、美しい模様のように見える針状結晶や宝石の中に入った昆虫もインクルージョンの一種なのです。

よって、宝石を売りたいときはインクルージョンについての知識を持っておく必要があります。少なくとも、インクルージョンは傷であると思い込んでいてはいけません。

インクルージョンは場合によってはその宝石の魅力であるということを頭に置いておきましょう。

価値の高いインクルージョンの種類

宝石の価値を高めるインクルージョンにはさまざまな種類があります。

種類ごとにご紹介しますので参考にしてみてください。

針状結晶・管状結晶

細い筋状のインクルージョンが宝石に入っているものは、針状結晶あるいは管状結晶と呼ばれています。ふたつの呼び名の違いは筋の細さで、より細いものが針状結晶です。

針状結晶・管状結晶は宝石にキャッツアイ効果、スター効果といった特別な輝きを生み出すこともあり、そうした宝石は高く評価されます。

結晶包有物

結晶包有物とは元の宝石とは異なる鉱物、あるいは、同じ鉱物でも元の宝石の中に別の物が入り込んでいる状態を指します。

特に希少価値の高い宝石が結晶包有物となっている場合はさらにその宝石の希少価値は高くなり、ほとんど市場で出回っていないものも多いです。

このインクルージョンは、コレクターズアイテムとしても非常に人気が高く、貴重だと言えます。

葉片包有物

葉片のように見えるインクルージョンは、葉片包有物と呼ばれています。それ自体独特の美しさがありますが、さらに針状結晶が加わっているとキャッツアイ効果を持ち、希少価値も高まります。

シルク状包有物

シルク状包有物については、限られた宝石にのみ見られます。主にサファイアなどのコランダム系の宝石です。

サファイアは一般的にはクリアーな輝きですが、シルク状包有物がある場合、白みがかった光沢がでて、表面が少し霧がかったように見えます。シルク状包有物は星のようにキラリと輝くスター効果を生みだし、他の石にはない、神秘的な美しさを見せてくれます。

液膜包有物・流体包有物

液膜包有物・流体包有物は、宝石の中に入っている気泡などの流体のことを指します。透明の結晶の中に多数ある場合は、表面が曇った感じに見えます。

そのため、天然未処理状態の石であることの証明として考えられることも多く、マイナス評価されてしまうこともしばしば。

しかし、決してマイナスに評価されるものばかりではなく、中には特別な光彩効果のあるものもあるので、そうしたものは希少価値の高い宝石と評価されます。

例えば、液膜包有物・流体包有物が七色輝く、レインボー効果のあるもの。そしたものは、むしろ処理されていないそのままの状態が美しい場合もあります。

避けたほうが良いインクルージョン

宝石として評価が高まるインクルージョンをご紹介しましたが、逆に避けるべきインクルージョンも存在します。

宝石を買い取ってもらう際には、そのことも知っておくとよいでしょう。

フェザー

宝石内に生じている我のことを指します。亀裂が多く、状態によっては宝石自体の耐久性が著しく低いことも。

クラック

石が結晶化した際に何かの拍子に圧力がかかってしまいできた亀裂、割れ目、筋目のことを指します。これも宝石が割れてしまう原因になります。

しかし、フェザーもクラックもまったくない状態というのは、実際のところ珍しいです。購入の際はできるだけ少ないものを選ぶようにしましょう。

透明感が大切な宝石にインクルージョンが多すぎる

加工されたダイヤモンドなどは、元々インクルージョンが取り除かれて販売されています。透明感が高く評価される宝石に関しては、インクルージョンの多いものはマイナス評価になってしまいます。傷という扱いになってしまうのです。

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